きっかけは「熊本✕モンゴルプロジェクト」の宮原美智子さんからのお誘いです。
手仕事に対して熱い思いをお持ちの宮原さん、私の着物リメイク作品にもいつも温かいお言葉を掛けていただいています。
※「熊本✕モンゴルプロジェクト」・・・モンゴルの女性たちの就労支援や文化交流に
取り組んでいます
6月は私事で引っ越しがあったのですが、「アジア民俗・手芸フェスティバル」ということで
「アジア各国の文化に実際に触れて見てみたい!」という思いが強く参加することにしました。これも家族の理解があってのことで感謝です!!!
成田から4時間半でウランバートルに到着
空港には熊本✕モンゴルプロジェクトの
モンゴルスタッフ(OISCA Mongolia)の方がプラカードを持って出迎えてくださいました。
通称Teichan...滞在中ずっと送迎して
いただきました!
フェスティバル開催までの2日間オプショナルツアーでゲルキャンプを入れていただきました。
1. 馬・ヤク・らくだに乗ってお迎え→乗る
2. モンゴルのお母さんの仕事、乳製品作り
3. 馬頭琴演奏
4. 羊の毛刈り→ウール作り
5. 毛皮ファッションショー
6. ゲル移動の様子
7. モンゴルの朝焼け
フェスティバルには民族衣装で参加ということだったので、着物の着付けを毎日練習しました。
なんとか名古屋帯は締められるようになったのですが、着崩れしてしまいました。
ホテルに洗面所の鏡しかなかったと言い訳をしておきましょうか・・・(^^;)
着物は海外の方にすごく人気で、食堂やロビーで一緒に写真を撮ってといろんな方から言われました。ほかの国々の民族衣装もとても素敵でした。
ブース内では「熊本✕モンゴルプロジェクト」として熊本のPRもしています。
モンゴルに技術指導で来ているという方にもお目にかかり日本とモンゴルの交流を感じます。
今年初めて「手工芸」という分野を取り入れ、その第1号参加者ということで閉会式で表彰されました。
モンゴルで出展で一番思い出深いのはワークショップです。
渡航2週間前にワークショップの依頼がきました。今までしたことがない。どうしよう!?
時間がかからず、簡単、誰もが作れるもの。
私が一番お客様に感じてもらいたいことは 「達成感」
手芸をまたやってみたいと思ってもらいたい。
そこでハサミとボンドがあれば作れるタッセルを提案しました。
皆さん器用に布を細く切って、その人らしいタッセルが出来上がりました。
出来たときの皆さんの笑顔がとても素敵でした。
通訳の方にも入っていただきましたが、半分は身振り手振りで。
でも、伝わるんですね。
本当に楽しい時間でした。
もちろん作る事も好きですが、針仕事などの手仕事を伝えていくことをやりたいと思うようになりました。
自分の作品を作りながら、手仕事を伝えていく場をもてたらと思います。
これから具体的に考えていきたいと思います。
モンゴル=草原のイメージですが、ウランバートルは都会です。
街です。
近年、遊牧から離れる人も多く人口がウランバートルに集中しています。
鉄道は大陸横断の長距離鉄道のみで地下には内陸地のためお湯のパイプが通っていて地下鉄もできず街は車とバスで大渋滞です。
逆に草原の人口が減少。
隣国ロシアと中国に挟まれているため草原を守っていかなければなりません。
ノマディクゲルキャンプを体験し、家族と動物と共生し命を余すところなく循環させている生活を目の当たりにし、その横にはプラスチックゴミが散らばっているという現状。
地球上の豊かな自然を守りたいと感じました。
OISCA Mongolia では郊外やゴビ砂漠で植林活動をされています。
「熊本✕モンゴルプロジェクト」とのご縁もあり私に出来ることを探してみます。
ツアー中ずっと日本語通訳と観光案内してくれた Tumenさん
ありがとうございました。
何の不安もなく楽しい旅が出来たことに感謝いたします。
フェスティバル参加の手続きなど企画から当日まで大変お世話になりました。
Ninjinさん
ありがとうございました。
説明聞いているの?って写真しかなくて
(^^;)
※OISCA…アジア太平洋地域で農村開発や環境保全活動に取り組むNGO団体です
本部を日本に置き、41の国と地域で活動を展開しています